前回は 算術演算子の最も基本的な使い方を まとめましたが、同じ記号を使ったプログラミングならではの書き方があります。
インクリメント
変数に代入した値を 1 づつ増やすときの演算子です。インクリメントする変数を i とした時、i = i + 1; と同じ意味です。ただ、++ を i の前と後のどちらに置くかで多少 扱われ方に違いがあります。いつものように実際に試してみます。i ++ の場合
var i = 1;
var a = i ++;
document.write(a, '<br>', i);
まず 変数 i に 1 を代入して、i の値を a にコピーしてから インクリメントしています。
このため、3行目で、i, 改行タグ, a の順で出力していますが、結果を見て判るように a にはインクリメントする前の値の1、その後で i に 1 が足されて 2 が表示されています。
var a = ++ i;
document.write(a, '<br>', i);
var a = i --;
document.write(a, '<br>', i);
var a = i ++;
document.write(a, '<br>', i);
i ++ の実行結果 |
まず 変数 i に 1 を代入して、i の値を a にコピーしてから インクリメントしています。
このため、3行目で、i, 改行タグ, a の順で出力していますが、結果を見て判るように a にはインクリメントする前の値の1、その後で i に 1 が足されて 2 が表示されています。
++ i の場合
var i = 1;var a = ++ i;
document.write(a, '<br>', i);
++ i の実行結果 |
今度の場合は i に 1 を代入する所は同じですが、まず i に 1 を足してから その値を a にコピーしています。出力する順番は さっきと同じですが、今度は どちらも 2 が代入されています。
デクリメント
変数に代入した値を 1 づつ減らすときの演算子です。デクリメントする変数を i とした時、i = i - 1; と同じ意味です。インクリメントと同じで、-- を i の前と後のどちらに置くかで同様の違いがあります。
i -- の場合
var i = 1;var a = i --;
document.write(a, '<br>', i);
i -- の実行結果 |
デクリメントの場合も同じです。i に 1 を代入して、i の値を a にコピーしてから 1 を引いているので、上のような実行結果になります。
-- i の場合
var i = 1;var a = -- i;
document.write(a, '<br>', i);
-- i の実行結果 |
これも同じです。先に i から 1 を引いてから i を a にコピーしていますので、結果は両方とも 0 になります。
今の時点での算術演算子 のまとめは以上ですが、最後にもう一つ、加算 の演算子のプログラミング ならではの使い方も試してみます。
文字列 + 文字列 の場合
今までは 全て数値を代入した変数で試してきましたが、加算の演算子だけは、文字(文字列)に対して使うことができます。さっそく試してみます。
document.write(text);
文字列 + 文字列 の実行結果 |
変数 text に2つの文字列 'カレー' と 'ライス' を 足して代入しています。
2行目で 変数 text を 出力していますが、ちゃんと 2つの文字列が つながって 表示されています。これは 色々と応用ができそうな感じがしますので、何か思いついたらまた試してみたいと思います。
算術演算子 についての初歩のまとめは以上です。演算子は 算術以外にもたくさんあって、使う場面が来たら またまとめてみようと思います。
次は データ型について 復習しながらまとめてみます。
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